現在、マンガクロスにて『隣のお姉さんが好き』という漫画が連載されております。
ざっくりとあらすじを説明すると、主人公である中学二年生の「たーくん」が、お隣に住んでいる映画好きのお姉さん「心愛さん」と仲良くなるために奮闘するラブコメディとなっております。
出展:『隣のお姉さんが好き』(https://mangacross.jp/comics/negasuki/1)
お姉さんである「星野心愛」が映画好きという設定であるため、作中でも実在する映画作品に触れられています。その映画を知らなくても、物語としては十分楽しめるのですが、実際の映画を知っていると、より作品が楽しめる&心愛さんの人物像が何となくわかってくるような気がします。
本記事では『隣のお姉さんが好き』で登場した映画作品を話数ごとに紹介いたします。
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第4話|キャビン
出展:『隣のお姉さんが好き』第4話(https://mangacross.jp/comics/negasuki/4)
2012年にアメリカで製作されたホラー映画『キャビン』。
とある大学生五人組が別荘の山小屋で休日を過ごすことになるのですが、その山小屋で様々な出来事が起こり、大学生らは命を落としていくことになります。しかし、その様子は謎の組織によってすべて監視されていたのです。果たして、その組織の目的とは?
たーくんのお兄さんである「紡(つむぐ)」いわく、この映画はポップなグロとのこと。言わんとすることは最後まで映画を観れば分かるかも知れません…(笑)
※本ページの情報は2022年2月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
第5話|キャッチ・ミー・イフ・ユーキャン
出展:『隣のお姉さんが好き』第5話(https://mangacross.jp/comics/negasuki/5)
2002年にアメリカで製作された映画『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』。
タイトルを日本語にすると「出来るものなら私を捕まえてみろ」。まさに訳の通り、主人公となる天才詐欺師と、あるFBI捜査官との追跡劇を描いた映画となります。
心愛は脚本家を志しており、この映画のような人間のつながりの物語を書きたい、とのこと。心愛の言う通り、本映画は追跡劇を通して構築される主人公とFBI捜査官の関係性と、そこから導かれるエンディングが魅力的かと思います。
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第5話|グッド・ウィル・ハンティング
出展:『隣のお姉さんが好き』第5話(https://mangacross.jp/comics/negasuki/5)
1997年にアメリカで製作された映画『グッド・ウィル・ハンティング』。
天才的な頭脳を持ちながら、幼年期に負ったトラウマが原因で非行に走る青年と、最愛の妻に先立たれてしまった心理学者との交流を描いたヒューマンドラマ。
キャッチ・ミー・イフ・ユーキャンと同様に、こういった人の繋がりを書きたいと思っている心愛。映画を観れば、心愛の描きたいものと心愛の心中にきっと迫れることが出来るかも知れません。
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第8話|ソウ(SAW)
出展:『隣のお姉さんが好き』第8話より(https://mangacross.jp/comics/negasuki/8)
2004年にアメリカで製作されたサスペンスホラー映画『SAW』。
巨大なバスルームの中で鎖に繋がれた男2人。彼らは面識がないのですが、「6時間以内に相手を殺すか、2人とも死ぬか」というゲームを強要されることになります。
漫画内では台詞として作品名が出ていませんが、ちらりと映った紹介文の1コマは『ソウ(SAW)』だと思われます。人気シリーズで続編も出ているので、知っている方も多いのではないでしょうか。心愛いわく、怖グロいけど面白い。そしてソリッドシチュエーションスリラーの走りと評しています。でもR15+なので、さすがに心愛もたーくんと一緒に観るには至りませんでした(笑)
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第8話|キューブ(CUBE)
出展:『隣のお姉さんが好き』第8話(https://mangacross.jp/comics/negasuki/8)
1997年にカナダで製作されたサスペンス映画『CUBE』。
謎の立方体(キューブ)に閉じ込められた男女6人。誰が何の目的で閉じ込められたのか、誰も分からないまま、様々なトラップが張り巡らされた立方体からの脱出を目指していく映画です。2021年の10月には菅田将暉さん主演でリメイクもされました。
漫画内ではソウに続く形で、ソリッドシチュエーションスリラー物として名前を挙げられていました。
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第10話|若おかみは小学生!
出展:『隣のお姉さんが好き』第10話(https://mangacross.jp/comics/negasuki/10)
2018年に日本で公開されたアニメ映画『若おかみは小学生!』。
交通事故で両親を亡くした小学六年生の女の子「おっこ」が、祖母の経営する旅館「春の屋」で若おかみの修業を始める物語。幽霊少年のウリ坊などの不思議な仲間との出会いや、旅館での接客などを通して「おっこ」が成長していく姿が描かれます。子供向けかと思いきや、大人でも泣ける! ということで公開当時は話題になりました。
「たーくん」の同級生である「望月佳乃」が貸してくれた映画。心愛いわく、話もいいし、作画と演出のクオリティが高いとのこと。
第13話で心愛とたーくんは一緒に観ることになるのですが、たーくんも「おっこは色々大変なのに、ちゃんと頑張っててすごい」と感想を漏らします。「おっこ」の頑張りを是非にその目で確かめてみて下さい。感動します。
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第14話|スタンド・バイ・ミー
出典:『隣のお姉さんが好き』第14話(https://mangacross.jp/comics/negasuki/14)
1986年にアメリカで製作された映画『スタンド・バイ・ミー』。
漫画内でも触れられていますが、原作はスティーブン・キングの小説となっております。
過程に問題を抱える、4人の仲良しの少年達が、行方不明になっている少年が列車に引かれて放置されているという噂を聞き、その死体を探しに旅に出るという話。公開から30年以上立った今でも、色あせない名作として語り継がれています。
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第14話|シャイニング
出典:『隣のお姉さんが好き』第14話(https://mangacross.jp/comics/negasuki/14)
1980年にアメリカで製作されたホラー映画『シャイニング』。
こちらもスティーブン・キングの小説が原作となっております。
小説家志望であるジャックが、妻と心霊能力のある息子と共に、管理人としての職を求めてとあるホテルへと訪れます。そのホテルではかつて、精神に異常をきたした管理人が、家族を斧で惨殺するという事件が発生していました。管理人となったジャックは当初何も気にかけていなかったのですが、次第に存在しないはずの「何か」に精神を蝕まれていく、といった映画です。
独特のカメラワークや俳優さんの怪演によって、今もなお語り継がれる名作です。読書感想文には確かにいかつ過ぎます(笑)。
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第14話|ハリー・ポッターと賢者の石
2001年にイギリスで製作された映画『ハリーポッターと賢者の石』。
J・K・ローリングが執筆した『ハリーポッター』シリーズが原作となっております。
言わずと知れた名作でしょうか。日本でも9回ほどテレビで放映されております。今やUSJにもアトラクションとして君臨しており、シリーズが完結しても勢いは衰えておりません。ハリー・ポッターと共に魔法の世界に飛ぶ込むあのワクワク感は、きっと大人でも楽しむことが出来ます。
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第14話|君の膵臓を食べたい
出典:『隣のお姉さんが好き』第14話(https://mangacross.jp/comics/negasuki/14)
2017年に日本で製作された映画『君の膵臓を食べたい』。アニメ版もありますが、こちらは実写版の紹介となります。
原作は住野よるさんの同名小説です。元々は小説投稿サイト「小説家になろう」にて連載されていた作品でした。
主人公である「僕」が「共病文庫」と書かれていた日記帳を拾います。それは僕と同じクラスメイトの山内桜良という女の子のものでした。僕はその日記を読み、彼女は膵臓の病気によって余命がわずかであることを知ります。こうして秘密を知った「僕」は、彼女と共に死ぬ前にやりたいことをやっていく、といった物語。
実写版の映画は原作と異なり、高校時代の回想と、その12年後となる現在を行ったり来たりとする構成のようです。「君の膵臓を食べたい」というタイトルは、色々な意味で上手いなと思わされました。
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映画を知っていれば、より作品が楽しめる!
以上、『隣のお姉さんが好き』に登場した映画の紹介でした。
第13話ではたーくんが『若おかみは小学生!』の内容にかなり触れる形で感想を述べていました。映画を知っていれば、より作品を楽しめることが出来るかと思います。こちらのページは今後も更新していく予定ですので、ぜひブックマークしておいてもらえたらうれしいです!
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