先日「Huawei band 7」を購入しました。
私にとって初めてのスマートウォッチでしたが、コスパ最高で買って良かったと思っています。
あなたは「Hauwei band 7」を購入しようか迷っているのではないでしょうか。
レビュー記事を見ても、何が出来るか良く分からないなんてことはありませんでしたか?
何せ私もそうでしたので、購入するかどうか、かなり迷っていたのです。
そしていざ購入してみると案の定「えっ、こんな機能もあったの!?」ということがありました。
そこで本記事ではHuawei band 7 のレビューをするとともに、その機能や出来ることを詳細に紹介していきます!
また、2「Huawei Band 8」と2024年4月に発売された「Huawei Band 9」との違いも解説するので、ぜひ参考にしてください。
(追記)2023年2月頃にLINEのクイック返信ができるアップデートがされました!
Huawei band 7 のスペック
まずは簡単にHuawei band 7のスペックを紹介します。
項目 | HUAWEI Band 7 |
---|---|
サイズ | 縦44.35 x 横26 x 厚さ9.99 mm |
質量 | 約16g |
ディスプレイ | 1.47 インチ AMOLED |
ストラップ | シリコンベルト |
センサー | 加速度・ジャイロ・光学式心拍 |
対応OS | Android 6.0以上 iOS 9.0以上 |
防水 | 5 ATM 防水 |
動作環境 | -10 ~ 45℃ |
バッテリー持続時間 | 通常使用で14日間 |
質量について
質量はわずか16g、1円玉で言えば16枚相当です。
通常メンズの腕時計の重さが150g前後と言われていますので、相当軽いことが分かります。
私も24時間身に着けていて、負担に感じることは全くありません。
防水機能について
「5 ATM 防水」は水深50mまでの耐水性があることを意味しています。
汗は大丈夫ですし、雨の日や手を洗う時も付けっぱなしで問題ありません。
プールでは使用できますが、熱いシャワーや温泉はNGなので注意。
バッテリー持続時間について
通常使用で14日間とのことですが、公式サイトの定義は以下の通りです。
24時間心拍数モニタリングON、睡眠モニタリングがON(HUAWEI TruSleep™ OFF)、メッセージ通知ON(1日平均50メッセージ、電話6 回、アラーム3回)、1日に200回画面表示、毎週30分のワークアウトをした場合のファーウェイラボのテスト結果を参考にしています。
出典:HUAWEI(https://consumer.huawei.com/jp/wearables/band7/specs/)
私の場合、血中酸素測定やストレス測定などもONにしてフル活用しています。
それだと1日10%ずつぐらいバッテリーが減り、10日間は持つかなという感じです。
お風呂に入る時に充電すれば大体20~30%は回復しますので、バッテリー切れを起こすケースはまずないでしょう。
Huawei band 7 で出来ること
24時間心拍数測定
24時間心拍数を測定することが出来ます。
1日の最高心拍数・最低心拍数を把握することができ、休息中(睡眠中)の平均心拍数を表示してくれます。
専用アプリで確認することができ、過去の記録も振り返ることができます。
運動時は心拍数は上昇し、睡眠時の心拍数は明確に下がっていますので、そこそこの精度はあります。
血中酸素濃度の常時測定
静止状態時に血中酸素濃度の自動測定をしてくれます。
「測定ボタン」を押して、好きなタイミングで測定することも出来ます。
専用アプリで最新の測定結果と、30分ごとの平均血中酸素を見ることが出来ます。
数値の精度は分かりかねますが「いつもより低い数値が続いてるので要注意」という見方は出来そうです。
睡眠分析
1日の睡眠時間を確認することが出来ます。
1週間ほど記録を見ましたが、ほぼ正確に睡眠時間を記録することが出来ています。
昼寝も静止状態とはしっかり区別がされ、本当に昼寝した時だけ記録がなされます。
専用アプリでは「深い睡眠」「浅い睡眠」「レム睡眠」の時間などが詳細にわかります。
心拍数と連動している部分もあり、精度はそれなりに高いのではないかと思います。
睡眠時間の記録は間違いないので、日々の睡眠管理には間違いなく役立ちます。
ストレス値の測定
30分に1回、ストレスチェックが行われます。
私の場合は寝ている時が「リラックス」、活動時は「正常」となる場合が多いですね。
専用アプリでは過去の数値や平均値、範囲を確認できます。
私はあまりストレスがかかっていないのか、眠ってる時は低くなるぐらいです。
気休め程度に参考にするのが良いのかなという感じ。
ワークアウトの記録
運動の記録を残すことが出来ます。
屋内ウォーキングや縄跳び、野球、太極拳など96種類の運動記録に対応しています
専用アプリで運動記録を詳細に確認することが出来ます。
屋外ウォーキングの記録では距離や平均速度、歩幅などかなり細かく記録されます。
歩数カウント
歩数をカウントしてくれます。
消費カロリーや距離なども算出してくれます。
四六時中腕につけているので、ちょっと歩数は多めに出るかなという感じです。
活動通知
体を動かしていないことを検知した場合、体を動かすよう通知が来ます。
デフォルトでは1時間に1回検知しますが、設定で変更することも出来ます。
8:00~12:00、14:00~22:00のみ通知は来るようになっており、昼寝や睡眠中は通知が来ません。
私の場合、椅子に座りっぱなしの時に通知が来ます。なかなかの高精度。
天気予報を見る
現在地の天気予報を確認することが出来ます。
1時間おきの天気予報も24時間分、確認することも可能。
さらに当日分を含めた1週間分の天気予報を見ることも出来ます。
おまけに日の出・日の入りの時間や月の出・月の入りの時間、月の形や潮汐の情報も見られます。
謎に網羅されているので、助かる人は助かるかも。
音楽プレイヤーの操作
スマートフォンの音楽プレイヤーを操作することが出来ます。
曲送りや一時停止、音量の調整など、一通りの操作が可能。曲名と歌手名も表示されます。
ただし、あらかじめスマートフォン側で音楽を再生した状態じゃないと操作できないので注意。
私の場合、曲数が多いせいか、操作できるようになる(読み込む)まで結構な時間がかかります。
通知の確認
通知を確認することが出来ます。
通知が来ると、bandが振動する形になっています。
それぞれタップすることで通知の詳細(文章の内容)を確認することが可能です。
返信などは出来ないので注意。
専用アプリの方で、アプリごとに通知のオン・オフを設定できます。
重要なものだけピックアップできるので便利ですね。
LINEのクイック返信
2023年2月頃より、アップデートによってLINEのクイック返信ができるようになりました。
LINEがきた時と、通知を確認した時に、返信可能な絵文字とメッセージの一覧が自動で表示されます。
クイック返信のメッセージは、専用アプリから編集・追加することができます。
文字数は半角英数字だと36文字、全角文字だと23文字ですが、「!」や「?」が入ると何故か20文字に制限されます。
個人的にあんまり使わないですが、せわしなくLINEが来る人は、手元でさっと返信できて効率化できるかなという感じですね。
着信の通知
Bluetoothで繋がっているスマートフォンに電話がかかってくると、振動で知らせてくれます。
電話帳に登録してある表示名と電話番号が表示されます。
着信に出ることは出来ませんが、電話を切ることとSMSでのクイック返信が出来ます。
この機能のおかげで100%着信に気付けるようになったのはありがたいです。
スマートフォンを探す
Bluetoothで繋がっているスマートフォンから音を流すことができます。
この音を頼りに、スマートフォンを探すことができます。
今まで別の携帯を使って電話をかけてましたが、そういった手間が省けて結構便利です。
呼吸エクササイズ
吸って、吐いての動作を1分・2分・3分のいずれかを設定して行うことが出来ます。
ペースも遅い・普通・速い(6~8bpm)があります。
意識的に呼吸を整えたい方には、便利な機能ですね。
ストップウォッチ
ストップウォッチで時間を測ることが出来ます。
ラップタイムも記録することができ、普通に便利だなという感じですね。
タイマー
タイマー機能がついており、振動によってタイムアップを知らせてくれます。
デフォルトでは1分・3分・5分・10分・15分・30分・1時間・2時間のタイマーがあります。
さらにカスタムで自由に時間は設定することも出来ます。
カップラーメンを作るときなど、手元の操作で完結するので便利ですね。
アラーム機能
時刻を指定して、アラームをかけることが出来ます。
曜日を指定して繰り返し設定などもすることが出来ます。
振動によるアラームですので、起床時に使うには敏感な方でないと難しい気がします。
リマインダー的に、時刻を指定して鳴らすには便利ですね。
懐中電灯
懐中電灯の機能があります。
停電になった際、手元が照らせるので便利ですね。
Huawei Band 7とHuawei Band 8とHuawei Band 9の違い
2023年5月に「Huawei Band 8」が発売されました。
これまで解説してきた機能は基本的に使えることに加え、「製品サイズ」と「睡眠機能」がレベルアップしています。
さらに2024年4月に「Huawei Band 9」が発売されました。
画面の「自動輝度調整」が追加され、「睡眠機能」と心拍数などの「健康モニタリング機能」がレベルアップしています。
Huawei Band 7よりも軽量でスリム
項目 | HUAWEI Band 9 | HUAWEI Band 8 | HUAWEI Band 7 |
---|---|---|---|
サイズ | 縦43.5 × 横24.5 × 8.99 mm | 縦44.5 x 横24.5 x 厚さ8.99 mm | 縦44.3 x 横26.0 x 厚さ9.99 mm |
質量 | 約14 g | 約14g | 約16g |
Huawei Band 8とは、Huawei Band 7よりも横1.5mm、厚みが1mmも小さくなっています。
縦は約0.2mm大きくなっていますが、ほぼ変わらないと言ってよいでしょう。
Huawei Band 8の重量は、Huawei Band7よりも約2g軽くなっています。
元々が軽いので、そこまで劇的に違いは感じられないかもしれませんが、嬉しいポイントではありますね。
Huawei Band 9は、Huawei Band 8より、1mmだけ縦のサイズが小さくなっています。
わずかに小型化されていますが、そこまで差を感じることはないでしょう。
Huawei Band 7 よりも睡眠測定精度が向上
Huawei Band 7の睡眠測定には「HUAWEI TruSleepTM 2.0」が用いられていました。
Huawe Band 8では「HUAWEI TruSleepTM 3.0」にバージョンアップしています。
バージョンアップにより、測定精度が10%向上し、誤認識率が40%減少しています。
Huawei Band 8の方が、より正確に睡眠記録ができるということですね。
また、スマートウォッチ側でも睡眠記録(レム睡眠、深い睡眠の時間など)を確認できるようになりました。
睡眠機能にこだわりたい方は、Huawei Band 8 を選んだ方が良いですね。
Huawe Band 9はさらに睡眠測定精度と健康モニタリング精度が向上
Huawe Band 9の睡眠機能は「HUAWEI TruSleepTM 4.0」にバージョンアップしています。
睡眠時の呼吸数や呼吸乱れもモニタリングできるようになりました。
さらに、睡眠を促すヒーリングミュージックも流せるようになっています。
心拍数などのモニタリングも「HUAWEI TruSeen™ 5.0」から「HUAWEI TruSeen™ 5.5」へアップデートされ、パフォーマンスと安定性が強化されました。
詳細かつ安定したモニタリングを求めるなら、Huawei Band 9がおすすめです。
まとめ
「Huawei band 7」は思っていたより機能が充実していて、かなり便利でした。
2023年2月頃には、アップデートによりLINEのクイック返信も追加されており、今後の機能追加も期待できます。
スマートウォッチの中では低価格帯でもあり、まず試してみたいという方には「Huawei band 7」おすすめです。
2023年5月にはHuawei Band 8が発売されました。
より軽く・スリムになっており、睡眠の測定精度が向上しています。
Huawei Band 7と同価格以下であることもあるので、その場合は迷わずHuawei Band 8を購入しましょう。
さらに2024年4月にHuawei Band 8が発売されました。
自動輝度調整が追加され、睡眠と健康モニタリングの精度が向上しています。
1,000円~2,000円程度の価格差が気にならないなら、Huawei Band 9を選ぶと良いでしょう。
セール時には旧型モデルよりも安くなっている時もあるので、ぜひチェックしてみてください。
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