この世でもっとも憂鬱な家事、それは「食器洗い」であると思います。
私も一人暮らしを始めてから食器洗いの面倒さを痛感しました。
- 時間がかかる、疲れる
- 手が荒れる
- 冬場は水が冷たい
一人暮らしで残業で仕事から帰ってきて飯作って皿洗う…最高に面倒でした。
この面倒な皿洗い、何とかならないだろうかと色々と調べた結果…
コロナ禍で支給された10万円の給付金で、思い切って食洗機を購入したのです。
卓上食洗機といって、工事不要で賃貸住宅でも設置することが出来るタンク式の食洗機です。
結論、なぜもっと早く食洗機を導入しなかったのかと思えるほど素晴らしいものでした。
本記事では食洗機導入のメリットや注意点、おすすめの食洗機などを紹介いたします。
これまで2台の卓上食洗機を使用。食洗機使用歴は2年。
現在はパナソニックの食洗機(NP-TH4)を使っています。
食洗機の導入で年間10日の休暇が生まれる
食器洗い乾燥機を導入することの1番のメリットは、無駄な時間を削れることです。
パナソニックが「食器洗いに費やす時間」について調査を行っています。
その結果、以下のように年間で10日間も食器洗いに費やしていることが分かりました。
食器洗いの頻度を聞くと、「1日に2回以上」が91.4%、「1日に1回程度」が8.6%と、今回の調査対象ではすべての女性が毎日食器洗いをしている結果に。1回あたりの所要時間としては平均19.4分で、1日に2回食器洗いをしているとすると、年間で14162分と約236時間、約10日間もの時間を食器洗いに費やしていると言えます。
出典:PR TIMES(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000008708.html)
時給に換算すると?
年間236時間(約10日間)というのは、お金に換算するとどれくらいになるでしょうか。
2022年度・全国平均の最低賃金が961円です。
単純計算で961円×236時間=221991円、つまり年間でも最低約22万円分の価値があるとも言えます。
無論、一人暮らしであれば食器の量も少ないのでここまでの効果は見込めないでしょうが、確実に時間削減の効果はあります。
何よりも「食器を洗わなくていい」という精神面の安息が得られるのがでかいですね。
「食洗機は汚れが落ちない」は誤解
食洗機って手洗いよりも落ちないんじゃない?
私の身の回りでも「食洗機じゃカレーの汚れは落ちないでしょ」と言っている方がいました。
私は3万円前後の食洗機と、10万円前後の食洗機を使っていましたが、いずれも手洗いより綺麗に洗えていました。
実際にカレー皿を洗った前後の写真が以下の通り。
手洗いよりもキレイに洗えるのには、大きく2つの理由があります。
高温で洗浄することができる
出典:パナソニック公式ホームページ(https://panasonic.jp/dish/wash.html)
機種にもよりますが、食洗機では50℃以上の高温ですすぐことが出来ます。
豚や牛の脂が溶ける温度帯は40~50℃。
食洗機では50℃以上の温度ですすげるので、油汚れもキレイに落とせるのです。
洗剤が強力である
出典:パナソニック公式ホームページ(https://panasonic.jp/dish/wash.html)
食洗機は台所洗剤は使用せず、食洗機専用洗剤を使用します。
上記図のように食洗機専用洗剤は漂白成分やアルカリ成分、酵素が大部分を占め、汚れ落としに特化しています。
食洗機専用洗剤は手に触れないので、強力な洗浄成分を付加することができるのです。
パナソニックさんの公式サイトでも、詳しく解説されています。
良かったら参考にしてみて下さい⇒手洗いよりキレイに洗える(Panasonic)
おすすめの食洗機を紹介
以上が食洗機を導入するメリットの説明でした。
ここから私が使用してきた食洗機を含め、おすすめの食洗機を紹介いたします!
大型のハイエンドモデル「NP-TH-4」
予算があるなら間違いなくオススメできるのは、私も愛用しているパナソニックの食洗機のNP-TH-4。
5人分が洗浄できるファミリータイプなので一人暮らしには少し大きすぎますが、二人暮らし以上ならオススメできる大きさです。
ストリーム除菌洗浄や80℃での高温すすぎなどを兼ね備えており、機能的にハイエンドモデルと言えるでしょう。
実際に使用したレビュー記事でも詳しく解説しています。
難点は、分岐水栓を取り付ける必要があるという点。
分岐水栓の詳細はパナソニックの公式サイトにも掲載されています⇒分岐水栓の取り付け方
分岐水栓を取り付けることで自動給水できるという大きなメリットがあります。
しかし蛇口に合った分岐水栓を探したり、分岐水栓を取り付けたりと初めて導入するにはハードルが高い印象。
電気屋では、蛇口に合う分岐水栓の調査や取り付けを行ってくれるサービスもあります。
分岐水栓は自力でも取り付けられますが、よく分からない場合は実店舗で相談することをオススメします。
スリムサイズで高機能なタンク式「NP-TSK-1」
同じくパナソニックの食洗機であるNP-TSK-1。
4人分の食器洗浄なので「NP-TH-4」よりはやや小さめとなっています。
しかし工事不要のタンク式で、以下写真のように水を注げばすぐに使用することが出来ます。
分岐水栓の取付にも対応しているので、毎回水を入れるのが面倒だ…となれば分岐水栓をつければOK。
80℃すすぎが出来ないなど、NP-TH-4より機能面では劣りますが、それでも十分な洗浄能力があります。
予算があって、タンク式の最高峰を買うならNP-TSK-1がオススメです。
洗浄力はあるが耐久性に難あり「Jaime SDW-J5L-W」
私が初めて購入したのが、このJaimeの食洗機でした。
2~3人分の食器が収納できますが、フライパンなどの大物も洗う場合はちょっと小さいかなという感じ。
しかし1人暮らしであれば、このぐらいのサイズであれば十分でしょう。
60℃以上の温度ですすぐ機能もあり、洗浄面では特に問題はありません。
しかしAmazonレビューでも書かれているのですが、耐久性があまり良くありません。
1~2年で壊れると書かれていますが、私も1年ちょいで煙を吹いて故障しました。
乗り換え前提でお試しで使ってみる、ぐらいならオススメですが、5年使おうという気持ちで買うと間違いなく後悔します。
究極にコンパクト「ラクアmini TK-MDW22W」
2022年2月に発売されたばかりのラクアmini。
写真を見て、そのコンパクトさには驚きました! これほどコンパクトな食洗機は他にないでしょう。
タンク式で1人分しか洗えませんが、手狭な賃貸物件なら間違いなくオススメできます。
価格も食洗機の中では2万円代と最も安い価格帯ですので、初めての方にもオススメ。
最大75℃での洗浄もあるので、洗浄機能も問題はないでしょう。
もう少し大きめの方がいい、という方は通常サイズのラクアもあります。
とは言え3人分なので、家族で使うとなると少し小さいかなという感じ。
予算と置くスペースがあるなら、こちらでも良いかと思います。
食洗機で時間を買うという考え方
「時間はお金で買えない」という言葉はありますが、そんなことはありません。
日々の暮らしの中で、楽できる部分は楽をしようというのが私の考え。
特に、体が動かせる20~30代を食器洗いに費やすのはもったいない!
食洗機に限らず、お金で楽できる部分は投資と考えて費やすことをオススメします。
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