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パナソニック食洗機「NP-TH4」レビュー|洗浄力は最強・日常生活には必須の時短家電

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私はパナソニックの食器洗い乾燥機「NP-TH4」を購入いたしました。

食器洗い乾燥機を導入して、主に5つのメリットがあったなと感じています。

食洗機を導入して感じたメリット

  • 洗い物をする時間が減った(10~20分の短縮)
  • 洗い物をしなきゃ、というストレスからの解放
  • 洗い物を気にせず、料理皿をガンガン使えるようになった
  • 手洗いよりも圧倒的にキレイに洗える
  • 手荒れしなくなった

本記事では「NP-TH4」のレビューをすると共に、食器洗い乾燥機のメリットとデメリットについても解説します。

目次

洗浄力について

よくありがちな誤解に「食洗機ではカレーの汚れが落ちない」とありますが、そんなことは全くありません。

以下の写真は、カレーを食べた後の皿を、食洗機で洗う前後で比較したものです。

食洗機に入れる前
食洗機に入れた後

ご覧の通り、カレールーの汚れは完璧に落ちております。予洗いなども一切しておりません。

パナソニックの公式ホームページにも「実証!食洗機で落とせる100の汚れ」と題して、汚れ落ちについて写真付きで解説されておりますので、こちらも参考にしてみて下さい。

50℃以上の高圧水流で洗える

出典:パナソニック公式ホームページ(https://panasonic.jp/dish/wash.html)

手洗いよりも食洗機の方がキレイに洗える最大の理由の1つに「温度」の要素があります。

手洗いではせいぜい30℃程度のお湯で洗うことになりますが、食洗機では50℃以上の高温での洗浄が可能です。

この高温で豚や牛の脂が溶けてくれるので、手洗いよりもキレイに、あの油のヌメヌメを取ることが出来るのです。

最大で4回すすぐことが出来る

食洗機の洗浄工程は基本的に「洗い」⇒「すすぎ」⇒「乾燥」となっております。

食洗機の洗浄工程

  • 洗い:洗剤を投入した状態で食器を洗浄する
  • すすぎ:洗剤や汚れを落とすために高温の真水で洗浄する
  • 乾燥:ヒーターを用いて食器を乾燥させる

他メーカーでは、「すすぎ」の工程は基本的に2~3回なのですが、パナソニックの「NP-TH4」では最大4回まで「すすぎ」工程を設定することが出来ます。私も洗剤が残っていたりするとイヤなので、基本的に4回すすぐようにしております。

80℃の高い水温で最終すすぎが出来る

他メーカーの食洗機では最大でも50℃~70℃程度の水でのすすぎとなりますが、パナソニックの「NP-TH4」では最後のすすぎを80℃に設定することが出来ます。(※80℃に設定しないことも可能です)

高温でしか取れない汚れがあったり、除菌作用があったりすることを考えると、80℃でのすすぎはかなり良いかと思います。

自動給水が最高|ボタン1つで稼働する

私はタンク式の食器洗い乾燥機を使ったこともあります。

こちらは付属品の大きなカップを用いて、水道水の水をタンクに注ぐという方式になります。

食洗機を使用するたびに水を注いでやる必要があり、これが案外、面倒な作業でした。

対してパナソニックの食洗機は自動給水式なのですが、やはりタンク式と比べると圧倒的に楽です。

分岐水栓の取付が必須にはなりますが、少しでも手間をなくすなら、自走給水式の食洗機がオススメです。

稼働時の音について|騒音計アプリで測定

食洗機の音がうるさいのではないかと気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

私は普段使っている限り、そこまで気になりはしませんが、それなりの稼働音はします。

客観的な評価として、Androidアプリを用いて騒音値(dB)を測定してみました。

Androidアプリを用いた食洗機(NP-TH4)の騒音評価

  • 通常時(食洗機不使用)…およそ40dB(静かな住宅地の昼)
  • 食洗機から0m…およそ70dB(やかんの沸騰音から1m)
  • 食洗機から1m…およそ60dB(掃除機の音から1m)
  • 食洗機から2m…およそ50dB(換気扇から1m)
  • 食洗機から4m…およそ40dB

騒音度の参考資料:日本騒音調査ソーチョー(https://www.skklab.com/standard_value)

同じキッチン空間にいると多少気になるかとは思いますが、リビングや寝室などにはやや稼働音が聞こえる程度かと思います。

また深夜に稼働させても隣人にまで稼働音が聞こえることはないかと思います。

食器洗い乾燥機を導入する上での注意点

分岐水栓が取り付けられるか確認すること

パナソニックの食洗機は「NP-TSP1」以外のモデルでは、全て分岐水栓の取付が必須となります。

「NP-TSP1」のみ、タンク式と分岐水栓による自動給水、どちらにも対応したモデルとなっております。

80℃すすぎなどの一部機能がないものの、分岐水栓が取り付けられないならば、選択肢の1つになるかと思います。

私は自力で分岐水栓を取り付けましたが、自宅の分岐水栓の取付方法や水栓の品番が分からない場合でも、パナソニックの公式ホームページである程度サポート対応してくれます。

また家電屋で購入する際にも、分岐水栓の設置サービスなどがあるかと思いますので、よく分からない場合は店員さんに相談してみて下さい。

食洗機用の洗剤を使用すること

手洗い用の洗剤とは別に、食洗機用の洗剤があります。

手洗い用の洗剤を使用すると故障の原因になりますので、絶対に使用してはいけません。

食洗機用の洗剤は粉末タイプ・液体タイプ・タブレットタイプがあり、様々なメーカーから販売されておりますが、私が試した限り、どの洗剤を用いても大差はありませんので、有名メーカーの洗剤を選んでおけば、まず間違いないかと思います。

しかし食洗機でフライパンや鍋などを洗う場合は、基本的に「中性」の洗剤を選ぶ必要があります。(詳細は下段にて)

食洗器非対応の食器などがある

大抵の物は食洗機にぶち込んでしまって問題ないのですが、一部非対応の物もあるので注意が必要です。

食洗機で洗わない方がいいもの

  • 強化ガラス製のもの(耐熱ガラスはOK)
  • 耐熱温度90℃未満のプラスチック(変形の恐れアリ)
  • 銅、銀、アルミ製の食器や鍋(洗剤との反応で変色の恐れあり)
  • 木製食器
  • 漆塗りの食器
  • クリスタルガラス
  • 鉄製のフライパン(錆びる可能性)
  • フッ素加工のフライパン(コーティングがはがれる可能性)など…

詳細はパナソニック公式ホームページに記載してあります。

家にある物を食洗機に入れる場合は、高級品は入れる前に問題ないかどうか、材質などを確かめた方がいいです。それ以外はたいてい、ぶち込んで洗ってから確かめる方式で問題ないかなといった感触です。

今後食器を買う際は、たいてい食洗機に対応しているかどうか書いてありますので、表記を確かめるようにするとよいかと思います。

特に鍋やフライパン類はほとんど、食洗機には対応しておりません。というのも、食洗機に使う洗剤のほとんどが弱アルカリ性であり、強力な洗浄力を誇るのですが、フッ素コーティングをはがしてしまったり、金属部分と反応して変色させてしまう恐れがあるのです。

鍋やフライパンについてはティファールかサーモス製の食洗機対応モデルを買うことを推奨します。私も洗うのが面倒になって、サーモス製の鍋・フライパン9点セットを購入いたしました。

しかし、こちらの食洗機対応のフライパンや鍋でも「中性の洗剤」を使うことが推奨されていますのでご注意を。

代表的な中性洗剤は「キュキュット ウルトラクリーン」と「チャーミークリスタ」となります。フライパンや鍋を洗う際は、基本的にこちらの洗剤を使っておけば問題はありません。

こちらの記事で食洗機対応のフライパン・鍋セットについて詳しくまとめています。

食洗機対応のフライパン・鍋セットをメーカーごとに紹介【取っ手も取れる】

乾燥機能に過度な期待はしないこと

パナソニックのものを含め、食器洗い乾燥機には、その名の通り乾燥機能がついております。

ただ、これを使用しても溝などに水が溜まってしまった場合はそのまま残ったままですし、タッパーなどのプラスチック類は水滴が残っていることが多いです。逆にガラス製のものなどは、乾燥機能を使っても使わなくてもカラッと乾いていることがほとんどです。

また乾燥機能を使うと電気代が余計にかかることになりますので、あまり乾燥機能は使わなくてもいいんじゃないかなと思います。

タッパーなどの軽い物は吹き飛んで洗えていないこともある

食洗機は高圧水流による洗浄が売りなのですが、タッパーやシリコンカップなどの軽量物については、水流によって裏返って水が溜まっていたりすることもあります。

「NP-TH4」では、そういった小物がひっくり返らないように、庫内にホルダーが用意されております。

出典:パナソニック公式ホームページ(https://jpn.faq.panasonic.com/app/answers/detail/a_id/26701)

また別売りで食洗機用の小物カゴが販売されています。

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しかし、ダイソーなどの100均でも類似商品を買うことが出来ますので、そちらを買うことをおすすめします。

洗浄中の庫内を見ることが出来ない

他メーカーの食洗機では大抵、洗浄中の庫内の様子が見られるように、前面がガラス張りになっております。

しかし、パナソニックの食洗機は、ガラス張りになっておりません。

よって洗浄中に皿が倒れていたり、ノズルの回転が止まっていたりしても、気付きにくいというデメリットがあります。

ノズルの回転に関しては音で気付くことも出来ますが、やはり目視で確認できた方が楽です。これについてはパナソニックさんの次回モデルでの改善を期待するしかありません。

食洗機を導入すると約236時間の時短効果が見込める

最後に、食洗機を導入することによる時短効果のデータをご紹介します。

食器洗いの頻度を聞くと、「1日に2回以上」が91.4%、「1日に1回程度」が8.6%と、今回の調査対象ではすべての女性が毎日食器洗いをしている結果に。1回あたりの所要時間としては平均19.4分で、1日に2回食器洗いをしているとすると、年間で14162分と約236時間、約10日間もの時間を食器洗いに費やしていると言えます。

出典:PR TIMES(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000008708.html)

1回あたり平均20分で、1日2回食器洗いをしている方は、食洗機を導入すると1年間で10日間の休暇を得るに等しくなります。長期休暇が1回増えるというわけですね。これはすごい。

導入コストは高いですが、それに見合うだけの価値はあります。食洗機を導入して、食器洗いの日々とはおさらばしましょう!

他にもQOLを向上させるコスパ抜群の便利家電などを紹介してますので、合わせてこちらもどうぞ。

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