私は転職をして一人暮らしを始めたのですが、仕事がだんだんと忙しくなり、夕食を作る時間がなくなっていきました。
そこで目を付けたのが、宅配の冷凍お弁当です。色々と調べましたが、おおよそ1食500円といった価格帯で健康に気を遣ったメニューを頂くことが出来るというわけで、私は利用してみることにしたのです。
今や宅配冷凍弁当を取り扱っているところは10社以上にのぼります。いろいろありすぎてどれにしたらいいのか、かなり迷ったのですが、最終的に私は「食宅便」の利用を決めました。
本記事では、およそ半年間ほど利用し続けていて分かった食宅便(宅配冷凍弁当)利用のメリットとデメリットをご紹介しますので、宅配冷凍弁当を検討中の方は是非、参考にして頂ければと思います。
食宅便(食卓便)利用のメリット
①とにかくお手軽(電子レンジでチンするだけ)


タイトルにも書いてある通り、夕食を作る時間がまるっとなくなりますので、かなりの時短になったのが大きなメリットでした。
食宅便には色々なメニューがあるのですが、私は「おまかせコース」を利用していました。
おまかせコースのお弁当は500Wで4分、700Wで3分半ぐらい加熱することで、十分に温められたお弁当を頂くことが出来ます。当然ながら電子レンジ以外での加熱は難しいかと思われますので、宅配冷凍弁当を始める方は電子レンジ必須です。
②コストパフォーマンスが良い

おまかせコースのお弁当は7食3920円(税込)となっております。
送料は定期便(1週間、2週間、1ヵ月に1回配達するコース)だと390円(税込)、都度注文して配送してもらう形だと780円(税込)となっております。
私は送料の安い定期便を利用していましたので、合計金額としては7食4210円となり、1食あたりの金額は約600円となります。 ポイントサービスで注文金額の1~6%のキャッシュバックもありますので、実際はもう少し安いかなといった感じですね(ポイント利用の詳細については後述)。
これを高いとみるかどうかですが、晩御飯を作る手間が省けて、それなりに健康に気を遣ったご飯が頂けるなら、安いもんじゃないかというのが私の感覚です。
③会員ランクとポイントサービスがある
出典:食卓便公式ホームページ(https://shokutakubin.com/shop/pages/member_rank.aspx)
食宅便では1年間の購入金額に応じて、会員ランクが定められます。会員ランクが高ければ高いほど、お弁当を購入した際のポイント付与率が高くなります。
ポイントの使い道は以下の2通りです。
好きな景品と交換(500ポイント~30000ポイント)
食宅便でのオリジナルグッズ(お弁当箱、しゃもじ)から国産牛、オーブントースター、などなど様々な景品に交換することが出来ます。食べ物系、キッチングッズが多いかなという感じですが、なかなか普段の買い物じゃ買わないかなというものも多いので、頑張ってポイントを貯めて交換するというのもいいかも知れませんね。
1ポイント1円として支払いに利用
特にほしい景品がないという方は、1ポイント1円で支払いに利用することが出来ます。ただし利用可能なのは1000ポイントからとなっておりますので注意が必要です。(定期便で頼んでいればあっという間に貯まるかと思います)
④配達日時が指定できる
食宅便では配達日時を指定することが出来ます。まあこちらに関しては、どこの会社さんで頼んでも指定することは出来るだろうかと思いますが一応。クール宅急便ということもあり、宅配ボックスなどの利用は出来ませんので注意してください。
⑤賞味期限が長い(半年~1年前後)
冷凍されているので当然と言えば当然ですが、賞味期限はそれなりに長いです。とは言っても、お弁当の内容によってかなりバラつきはあります。私が頼んでいたおまかせコースのお弁当では、およそ半年~1年前後の賞味期限であったかと思います。お弁当に貼付されているラベルに賞味期限に記載がありますので、出来れば賞味期限の早いものから消費していくのがいいのかなと思います。
食宅便(食卓便)利用のデメリット
①1人用の冷蔵庫(冷凍庫)が圧迫される


1人用の冷蔵庫だと結構、冷凍庫が割と圧迫されます。
私の使用しているものの冷凍庫容量は33Lですが、上記写真のように7食分の冷凍弁当を収納すると、冷凍庫のおよそ1/3程度を占める形となってしまいます。
私はお昼のお弁当用に冷凍食品などを買い込んでいたので、冷凍庫は圧迫される形となりました。アイスクリームなども買い込んでおきたかったのですが、冷凍弁当を購入し始めてからはそれも難しくなり……。というわけで、購入される前に冷凍庫の空き状況はきちんと見ておく必要があります。
②成人男性には内容量がやや物足りない

私は普通体型で食事の量も普通~やや多いかなといった感じですが、食宅便のお弁当だけだと、やや物足りないかなという感じです。
上記写真のようにおかずは5種類程度用意されていて嬉しいのですが、もうちょっと量が多ければ、という感じです。
ここにお惣菜や冷凍食品を一品足すとちょうどいい感じになるかも知れませんね。
とは言え、めちゃくちゃ量が少ないわけではないのですし、私はこれでも十分満足でした。
③ご飯と味噌汁は別途用意が必要(オプション料金で追加可能)
デメリット②の写真に写っているご飯と味噌汁は、自分で用意したものとなります。
食宅便でもサイドメニューでパックの冷凍白米(100g、150g)とフリーズドライの味噌汁をつけることが出来ます。おまかせコースは3980円(税込)ですが、こちらを一緒に頼むと白米のみなら約+1000円、白米と味噌汁を頼むと約+2000円といった感じになります。
こちらに関しては、白米5kgは2000円程度で買えますし、インスタントの味噌汁も12食400円とかなので、自分で用意した方がコスパは良いかと思います。それに白米150gは成人男性にはちょっと物足りないのではないでしょうか。ちなみに自分はいつも1合(330g)食べておりました。
nosh(ナッシュ)にしなかった理由
宅配冷凍弁当で有名なのは「nosh(ナッシュ)」。
私も食宅便とどっちにするか悩んだのですが、ナッシュの特徴として低糖質というのがあり、1食あたりの糖質量が30g以下に設定されています。しかし私は健康体で糖質を気にする必要がなく、むしろ糖質もある程度取っておく必要があるかと思いましたので、そこらへんの制限が特にない「食宅便」にしたのです。
食宅便のコースに「低糖質セレクト」というものもありますので、糖質を気にかけている方はこちらのコースを選ぶか、noshを選んでも良いのではないかと思います。
▼NOSHの詳細はこちら
冷凍宅配弁当は時短と健康を両立させてくれる!
現在、私は彼女と同棲を始めたこともあり、食宅便の利用頻度は数ヵ月に1回程度(ご飯が作れない時のストック)となっております。しかし、1人暮らし時代の時には、冷凍宅配弁当のおかげでゴリゴリ残業してもまともな食事が出来ていたと言えます。健康に気を遣っている方は、食宅便に限らず、ぜひ冷凍宅配弁当の導入を検討してみて下さい。
- 残業時間が多くて晩御飯を作る時間はないが、健康に気を遣いたい方
- 晩御飯を作ったり、コンビニに行ったりするのが面倒くさい方
- とにかく時短! ご飯よりも他のことで時間を使いたい方
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